【プロ限定】競合サイト獲得キーワード調査
AItoolsプロプラン限定の機能である競合サイト獲得キーワード調査の使い方について解説していきます。
競合サイト獲得キーワード調査を使えば、
自社サイトが上位表示できていない
なおかつ
競合サイトが上位表示できている
というキーワードを抜き出すことが可能です。
特にどのキーワードで新規記事作成を行うかを決める際に活用できるツールになっているので、ぜひ活用してください。
競合サイト獲得キーワード調査の利用回数については下記になります。
利用回数/月 | |
---|---|
ビギナー | – |
ベーシック | – |
プロ | 10回 |
プラン変更をご希望の方は下記リンクよりプランの変更が可能です。
Contents
競合サイト獲得キーワード調査の使用場面
競合サイト獲得キーワード調査の使用場面としては、下記2つが考えられます。
- 新規でサイトを立ち上げて記事を書いていくタイミング
- すでに上位表示されているキーワードがあり、さらに順位を上げたいタイミング
サイトを1から立ち上げて、新規で記事を書いていくタイミングでこのツールは活用可能です。
すでに記事作成を行っていてアクセスも集まっている競合サイトがどんなキーワードで上位表示しているか分析すれば、自サイトでも同じキーワードで記事を書けば上位表示できる可能性が高くなるでしょう。
また、すでに自サイトである程度記事を書いており、上位表示できているキーワードがある場合にもこのツールは利用できます。
例えば自サイトが「AIライティングツール」というキーワードで9位まで上がっていたとします。
「AIライティングツール」で9位まで上がっている記事を修正してより良い記事にすれば、現在9位の記事が8位→7位→6位と上がっていく可能性はあるでしょう。
ただし、記事のリライトだけでは上位表示されている記事の順位を上げるには十分でありません。
現在、自サイトの記事が9位にいるのであれば、自サイトよりも上位に上がっている1〜8位のサイトが上位表示されているキーワードでも上位表示させる必要があるからです。
上位のサイトが上位表示できているキーワードで、なおかつ自サイトでの順位が付いていないキーワードがあれば、それが上位との差分となって「AIライティングツール」というキーワードで上がらない原因となっている可能性があります。
そんな競合との差分キーワードを分析できるのが、今回のツールです。
このツールでどんなキーワードを調べられるかをご理解いただけたら、早速具体的な使い方を見ていきましょう。
競合サイト獲得キーワード調査の使い方
競合サイト獲得キーワード調査の使い方について解説していきます。
入力する項目としては、以下の4つです。
- 自サイトURL
- 比較サイト① URL
- 比較サイト② URL
- 比較サイト③ URL
どのURLも記事ページURLではなくトップページURLを入力するようにしてください。
今回は、
- 新規でサイトを立ち上げて記事を書いていくタイミング
- すでに上位表示されているキーワードがあり、さらに順位を上げたいタイミング
の2パターンに分けて使い方を解説していきます。
新規でサイトを立ち上げて記事を書いていくタイミング
新規でサイトを立ち上げてこれから記事を書いていくタイミングでは、最初に競合サイトをリサーチする必要があります。
最終的に上位表示させたいキーワードが決まっている場合には、実際にキーワードの検索を行って上位に上がっているサイトURLを選びましょう。
例えば「AIライティングツール」というキーワードで上位表示を狙いたい場合、すでに上位に上がっている下記のようなサイトが競合サイトになります。
サイトの左上などに表示されているロゴ画像や「ホーム」リンクをクリックすると
トップページに飛べるサイトが多いので、試してみてください。
もし「AIライティングツール」で上位表示させたいのであれば、すでに上位に上がっている上のようなサイトが順位獲得できているキーワードを分析して記事を書くのが近道です。
そのため、上の3サイトを比較サイトとして分析しキーワード調査を行っていきましょう。
「自サイトURL」の欄に自サイトのトップページURLを入力し、「比較サイト①〜③ URL」には調査した上の3つのURLを入れましょう。
そして「分析開始」ボタンをクリックします。
すると下記のようにキーワード一覧が表示されます。
「ランク外」と表示されているのは、「順位が20位以下である」という意味です。
順位が19位以上であれば、順位の数字が表示されるような形になります。
さらに比較サイト①〜③の中で共通して上位に上がっているキーワードが上に表示されるようになっています。
例えば下記の場合だと、
- ai 文字起こし
- チャットボット 社内
というキーワードは比較サイト①〜③が共通して獲得しているキーワードということです。
つまり上記のようなキーワードはどの競合サイトも記事を作成して順位を上げているキーワードであるため、自サイトでも積極的に狙いにいきたいキーワードという意味になるでしょう。
このように上から順番にキーワードを確認し、比較サイトが順位を獲得している数が多いキーワードから優先的に記事を書いていくと効率よくSEO施策を進められるようになります。
すでに上位表示されているキーワードがあり、さらに順位を上げたいタイミング
すでに自サイト内で上位表示されているキーワードがあり、さらに順位を上げたいと考えているタイミングでのツールの使い方を解説します。
自サイトの記事がすでに上位表示されているのであれば、自サイトよりも上位に上がっているサイトを比較サイトとして設定しましょう。
例えば弊社のメディアサイト「Catch the Web Media」では、「ai 副業」というキーワードで8位まで上がっています。
AI副業で月10万円を自動で稼ぐ!ChatGPTなど生成AIの活用法
https://catch-the-web.com/media/ai-side-job-2/
※マニュアル作成時の順位です。SEOの状況によって順位が変動する可能性があるためご了承下さい。
この記事の順位をさらに上位に上げたい場合、記事をリライトしてコンテンツを充実させるのと合わせて、自社サイトで順位獲得ができておらず競合サイトが順位獲得できているキーワードで新規記事を作成するのがおすすめです。
上記記事よりも上位のサイトが順位獲得できているキーワードで新規記事を作成することで、上位サイトとの差分が埋まってSEO評価が高まります。
今回は「ai 副業」でさらに上位を目指す際に、このツールをどのように活用すればいいかを見ていきましょう。
「ai 副業」で自社サイトの記事よりも上位にあるページ(サイト)は下記でした。
記事ページ:
ChatGPTを使って副業で稼ぐ方法10選!おすすめAI副業や注意点も解説
https://www.value-domain.com/media/sidejob-chatgpt/
記事ページ:
AI副業で稼ぐ方法を紹介!おすすめのツールや稼ぎ方も解説【2024年最新】
https://www.perfectcorp.com/ja/consumer/blog/generative-AI/AI-side-job
記事ページ:
【話題の最新AI副業】生成AI活用で月100万円稼ぐ!おすすめAI副業を徹底解説
https://weel.co.jp/media/innovator/ai-earn-list/
トップページ:
https://weel.co.jp/
今回は上記3サイトと自社サイトをツールに入力し、競合サイト獲得キーワードを調査していきます。
下記のように、自社サイトのトップページURLと、比較サイトのトップページURLを入力してください。
次に、「分析開始」ボタンをクリックします。
すると下記のようにキーワード一覧が表示されるような形です。
上の方に表示されているキーワードは、競合サイトの中でも複数のサイトが順位獲得できているキーワードになります。
今回の場合には、「aiグラビア」〜「chatgpt 副業」までが競合サイトの中で2サイトが順位獲得できているキーワードです。
これらのキーワードで記事作成を行えば、競合との差分が埋まってSEO評価が上がりやすくなるため優先的に記事を書いたほうがよいでしょう。
また、「yahoo mail」以下のキーワードは競合サイトの中で1サイトのみが順位獲得できているキーワードです。
「月間検索数」の数字を見るとかなり数が大きいので、ここは100〜1,000(1K)くらいまでのキーワードをチェックしたほうがよいでしょう。
また今回は「ai 副業」というキーワードで上位表示をさせたいので、
- AIジャンル
- 副業ジャンル
のどちらかのキーワードを選んだほうがよいでしょう。
例えば月間検索数1,000前後のキーワードで見ていくと、
- 「画像加工 ai 無料」1,000Vol.
- 「ロゴ 自動作成 ai 無料」1,000Vol.
- 「ai 曲作り」700Vol.
- 「チャットgpt エクセル」600Vol.
- 「aiが起こした事件」500Vol.
などが見つかりました。
このように競合サイトを分析すれば、これからどのキーワードで優先的に記事を書けばいいかをリサーチ可能です。
すでに上位表示されている記事があり、さらに記事の順位を上げたいと考えているのであればぜひこのツールを活用してください。
調査キーワードの中から記事作成するキーワードを選ぶ方法
競合サイト獲得キーワード調査を行うと、1回の分析でおよそ1,000〜3,000個のキーワードが取得できます。
この中から新規で記事作成を行うキーワードを選定していきますが、選定基準がないとどのキーワードを選べばいいか分からなくなってしまうでしょう。
そのため、ここではどのような基準で調査結果キーワードから新規記事作成を行うキーワードを選ぶかを解説していきます。
具体的な選定基準としては下記の通りです。
- 上位表示させたいジャンルのキーワードを選ぶ
- 自サイトが上位表示できるVol.のKWを選ぶ
- 同じような検索意図のキーワードは1記事にまとめる
ここからそれぞれのポイントについて、1つずつ解説していきます。
上位表示させたいジャンルのキーワードを選ぶ
調査結果キーワードの中から新規記事作成を進めるキーワードを選ぶ際には、上位表示させたいジャンルのキーワードを選ぶようにしましょう。
Googleはサイトの専門性を重視しており、特定ジャンルのキーワードで記事を多く書いているサイトを「このサイトは〇〇ジャンルの専門性が高いサイトだ!」と認識して評価を上げる傾向にあるからです。
例えばAIジャンルのキーワードで上位表示を狙いたいのであれば、
- 「ai 〇〇」
- 「chatgpt 〇〇」
などのキーワードを優先的に選んでいくイメージになります。
URLを入力する競合サイトによっては自社が上位表示させたいジャンル以外のキーワードでも上位表示されている可能性も考えられます。
調査結果キーワードの中から、自サイトで上位表示を狙いたいジャンルのキーワードを選ぶようにしてください。
自サイトが上位表示できるVol.のKWを選ぶ
調査結果キーワードの中から自サイトで新規記事を作成するキーワードを選ぶ際には、自サイトで上位表示ができる月間検索数のキーワードを選ぶようにしましょう。
一般的に月間検索数が多いキーワードであればあるほど上位表示の難易度が上がるため、月間検索数が多いキーワードばかりを狙ってしまうと上位表示ができない可能性が高いからです。
もしこれから新規でメディアサイトを立ち上げる場合には、月間検索数100〜1,000程度のキーワードから狙うようにしてください。
また、すでにメディアサイトを運営していて上位表示されているキーワードがあるのであれば、自サイトで上位表示できているキーワードの月間検索数と同程度のキーワードであれば新規記事を書いてよいでしょう。
キーワードを選ぶ際には、月間検索数に注目するようにしてください。
同じような検索意図のキーワードは1記事にまとめる
調査結果キーワードを見ていくと、同じような検索意図のキーワードが表示されていることがあります。
もし同じような検索意図のキーワードが複数表示されていた場合、2記事に分けて書かずに1記事にまとめるようにしてください。
例えば、
- 「ロゴ ai」
- 「ロゴ生成 ai」
- 「ロゴ ai 無料」
- 「ロゴ 自動作成 ai 無料」
などのキーワードの検索意図としてはどれも、
- 「ロゴをAIで生成したい」
- 「無料でロゴをAIで自動生成したい」
だと考えられます。
そのため、上記のようなキーワードでそれぞれ1記事ずつ作成するのではなく、1つの記事にまとめて作成するようにしてください。
競合サイト獲得キーワード調査では同じようなキーワードが複数出てきますが、それぞれのキーワードで別々に記事を書かないように注意しましょう。
まとめ
ここまで競合サイト獲得キーワード調査のツールについて、使い方や考え方について解説してきました。
競合サイトが順位獲得しているキーワードを分析すれば、どのキーワードで新規記事を作成すればいいかを正確にリサーチ可能です。
ただし、
- どのサイトのURLを分析すればいいか
- 調査結果キーワードの中からどのキーワードで新規記事を作成すればいいか
に関してはSEOのスキルが必要になってくるため、本マニュアルページを参考にしてください。
またプロプランのユーザー様であればチャットサポートも利用できますので、ツールの使い方についてご不明点があればチャットにてご質問いただければと思います。